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HOME › 喜界島
サンゴ礁が隆起してできた喜界島には、山らしい山はなく、なだらかな丘陵の続く土地にはサトウキビ畑が広がる。島の北東部には中部から北部へとまっすぐに伸びる道路、その名も「シュガーロード」がある。緑の景色に一直線の道路のみという爽快な絶景は、真夏の北海道の景色にも通じる。位置も気候も真逆の土地に同じような景色があるのは少し面白い。
似ていると言えば、島の北部には、景色が似ているからという理由で名付けられたハワイビーチという海岸が名所のひとつとなっている。
その屈託のないネーミングセンスをもつ島民たちには親しみを感じる。
この島には「何もない」という人もいるが、発想を変えるとこの時代には珍しい「何もない」がある。
オオゴマダラが優雅に舞い、サトウキビが潮風に優しく揺れる。そんな景色を育む喜界島は、最後の楽園といっても過言ではない。
【所在地】鹿児島県大島郡喜界町
【面積】56.82k㎡
【アクセス】飛行機▶鹿児島空港1時間10分▶奄美空港20分／フェリー▶鹿児島本港北埠頭（徳之島・沖永良部島行き）11時間▶徳之島・平土野港（奄美大島経由）7時間40分
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